「F0チン疑惑のデータ処理」~ハライター原のマスゴミニュース
今年8月に急死された近藤誠先生の「新型コロナワクチン 副作用が出る人、出ない人」(2021年小学館発行)を、マスゴミニュース速報版として紹介します。
近藤先生はがんだけでなくワクチンについての著書「ワクチン副作用の恐怖」(2017年文藝春秋発行)もあります。日本の医療の最大の病巣に気付いていたからでしょう。
同書は大変役立つ情報が多いので改めて詳細版をお伝えするつもりですが、F社の〇チンに関する重大疑惑が書かれています。いち早くお知らせしたいと考えました。
テレビや新聞広告では業界目線で語り、メーカーから講師料を、ワイドショーから出演料をがっぽり稼ぎ、ランクの高い大学に異動し、といった「いしや」と違って、
海外の論文を読み漁って研鑽を積み、メーカーを核とする医療界に忖度しない医師にしかできない。医療関係を取材してきた一人として、そんな指摘だと感じたからです。これは、本来、マスコミが追及すべき事案です。2年近く世界的大ニュースのネタが転がっているのに取材しないわけですから、つまりは「報道しない自由」を謳歌するマスゴミニュースです。
近藤先生が発見したのは、<F社の〇チン第三相試験において、試験対象者が理由を明かさず多数除外となっていること>です。
その前に、緊急承認前の最終段階である、第三相試験の経緯を見ていきます。この経緯にこそ、発見につながる不審点があったのです。
「有効率95%」という「最終解析」が2020年11月18日F社によって発表されます。
その9日前の11月9日にF社は中間解析として「有効率9割超」と発表するも、ライバルのM社が16日に「有効率94.5%」と発表、その2日後にあたるのが11月18日です。
わずか10日間にFが2回も発表したことに、近藤先生は不自然さを感じました。
※ちなみにM社は、8月26日F社と協力会社のB社に対してメッセンジャーRNA技術の模倣をしたと特許侵害で訴えました。
有効率について、少し説明します。
第三相試験に参加した4万3661人を二分して半数には〇チン、もう半数には生理食塩水が2回ずつ接種。そして平均2か月の観察を経た試験結果の最終解析では、「発症」したのは生理食塩水群が162人、〇チン群は8人。
有効率95%は、「〇チンを打つと発症が95%も減ったぞ」という意味です。
しかし、そもそも大群である非発症で比較すれば、大差ないことがわかります。
「ほとんどの人に〇チン効果があった」という意味ではありません。有効率を正しく伝えないのもマスゴミですね。印象操作に加担しているのです。
さらに不信感が募った出来事があります。これは海外メディアでは報道されたのでご存じの方もいるでしょう。私も「不逞野郎だなあ」と思いました。
F社が中間報告後、株価が高騰したその日に、F社のCEOと副社長が自社株を売り、各590万ドル、190万ドルを手に入れました。1ドル140円としても82億6000万円ですか。←申し訳ありません。1桁間違えました。8億2600万円です。
もっと騰がるかもしれないのに、ここに不利益情報を部下からの報告で知ったのではと疑います。
近藤先生は、F社を調べてもアクセス不可能なデータと知っていましたが、注意深く見ていると、F社がFDA(米国食品医薬品局)に〇チンを緊急承認してもらうための提出文書を発見します。
「2度の接種後、偽薬群では61人を、〇チン群では311人を最終解析から除外した」という文章です。
その問題点をこう指摘します。
「規定の回数を打てば試験は実質終了で、あとは被験者の経過を観察するだけ」なのに、
▽実質試験終了後に372人もの大量除外
▽除外者は〇チン群が250人も多く、生理食塩水群での発症数162人を上回る
▽除外理由を明かしていない
「つまり、事後にデータを操作して、〇チン群に生じた発症ケースを隠してしまった可能性があるわけです」
試験結果は、権威ある医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に論文掲載されているものの、「多数のケース除外」とは記されていないそうで、「FDAへの提出文書と合わせて2重の隠蔽行為なのでしょう」と述べています。
グローバル勢力の本質に触れるたびに、私たちの世界が悪意に脅かされていることを実感します。
ブログを最初に見ていただいた方は、核心を避けていますが、動画もご覧ください。
国守衆兵庫チャンネルです。