河野さん圧敗、高市さん圧勝~ユーチューブ動画の再生回数、高評価の多さ
自民党総裁選に立候補するため高市早苗候補が8日、河野太郎候補が10日記者会見しました。今ブログを書いているのは14日朝です。
地上波、新聞の人気投票とは様相が随分違います。再生回数では、高市候補はFNN系で165万近く、河野候補はFNN系で19万、ほか2動画で18万。高市候補が2日早いとはいえ、4倍以上の再生数です。
そして、高市候補は高評価が低評価を大きく上回り、河野候補は低評価が高評価を大きく上回っているのが特徴です。
風頼みの若手議員にある「河野なら衆院選で勝てる」という思い込みが河野候補を推す力かもしれませんが、立候補会見での評価をベースにして、今後主張の場が増え、候補が一斉に登壇する場もできれば、一気に風向きが変わるかもしれません。
河野太郎候補は「日本の一番の礎は皇室と日本語だ」「ほかの国と何が違うかといえば、皇室と日本語だ」と言っていました。女系天皇容認、反原発、移民受け入れ等々保守を自称するのも恥ずかしい河野候補が保守層に歩み寄って現実路線に切り替えてきたという見方もあるそうですが、果たしてそうでしょうか。
日本語と、第二外国語のように言って国語と言わないこと(※日本史は戦前のように国史と言うべきです)に、中国の王毅外相(※日本で言えば、外交部長か外交課長程度の序列ですが、偉そうですよね)あたりが言っても何ら不思議ないセリフと思えます。
中国共産党にとって、武力でも札束をいくら積んでも超えられない2000年以上の伝統を持つ皇室は最も目障りな存在であり、「国語は国家そのもの」と知ればこそ、南モンゴルやウイグルから現実に容赦なく国語を奪っています。日本侵略に虎視眈々の中国ならリベラル候補から出るそんな言葉が保守層をくすぐることは百も承知でしょう。
「礎だ」とまで言っておけば、「あとは勝手に解釈してくれる」「あとから自分のやりたいようにやればいい」と知恵を与えられたのではないでしょうか。嘘は言っていないのだからと。