「秋篠宮文仁皇嗣殿下 文春呼び捨て問題に凸電」~ハライター原のライブ塾
今回取り上げるのは2月10日号週刊文春の秋篠宮文仁皇嗣殿下についての記事、特に新聞広告についてです。
▽「なぜ私ばかり…眞子さん佳子さまの不信 秋篠宮の『転向』NY総領事に秋篠宮『旧知の官僚』・父と娘に亀裂 パパっ子の二人は父の”裏切り”と…
・佳子さま 誕生に秋篠宮『女の子でよかった』の真意 ・小室さん騒動 秋篠宮の寂寥『佳子は眞子の味方なんだ』」(週刊文春2月10日号)
匿名関係者(※実在するのやら)の話がっこで連ねた4ページ中に、秋篠宮文仁皇嗣殿下を主語とする箇所はなんと、37回も出てきます。不自然に多いですね。
話がっこではない地の文では、記者のQ&Aでの「秋篠宮さま」という1か所を除き、すべて「秋篠宮」と呼び捨てています。
話がっこはすべて匿名の関係者ばかりですが、その関係者の話がっこの中でしか「さま」がつけられていません。
文中には秋篠宮ご夫妻、紀子さま、眞子さん、佳子さま、悠仁さまとあり、ご一家の中で秋篠宮文仁皇嗣殿下だけが呼び捨てされています。
申し訳程度に「秋篠宮はこう謝罪された」などと尊敬語を使っています。しかし、ことばの組み合わせには人格攻撃を感じさせます。
ほかの女性誌は内容がひどいことに大差はありませんが、少なくとも「秋篠宮さま」という最低限の敬称はつけていて、週刊文春は際立っています。
37回の一部を挙げると、悪意を感じていただけると思います。
<秋篠宮のご性格><秋篠宮自身の>(ここは、ご自身の「ご」をつけ忘れたのでしょう。メッキが剥がれています)
<優先させた秋篠宮>
<秋篠宮はこう謝罪された>(※尊敬語をちゃんと使っていると言いたげ)
<秋篠宮の「転向」>(※左翼用語ですね)
※文藝春秋はコロナ対応のため応対時間の短縮をしており、つながらず。宮内庁広報にはライブ配信中の対応を断られたので、配信から離れて呼び捨て問題について尋ねましたが、「報道に対して申し入れ等の対応はしていないし、(呼び捨てで不敬ではないかという問いに)答えられないが、そうしたご意見があることは伝えます」と想定内の回答でした。
さらに、現在の発売号2月17日号でも
というくだらない記事の本文を読みますと、天皇陛下を地の文の中で「天皇」「天皇」と「今上陛下に陛下」をつけない箇所が“山男”の天皇など10箇所もありました。
「登山と音楽は天皇陛下のご趣味」(秋篠宮家関係者)と関係者談話内のみ「陛下」をつけていることからも、不敬が意識的と思われます。秋篠宮皇嗣殿下だけでなく天皇陛下も貶める理由はなんでしょうか。
国民のほとんどが知っている今上陛下のご趣味を文春に滔々と語る秋篠宮家関係者とは誰なんでしょうか。
記事の核心部分はすべて匿名関係者によって構成されている以上、
少なくとも筆者は実名で書くべきではないでしょうか。
彼らは日本の宝には不敬ですが、民族派が怖いのか、わが身かわいい臆病者です。
もう一点指摘しますと、女性誌などで顕著だと思いますが、週刊誌の見出しで、「紀子」につづいて「さま」とありますが、この「さま」が随分小さいと思いませんか。私はこの「さま」、本来1字増えるだけですから、妃殿下とするべきだと思いますが、さまが年々小さくなっていると感じます。パット見ると、呼び捨てをどんどん慣れさせているようなことでしょうね。年齢も不要でしょう。悪しき「開かれた皇室」、いや「開かれた皇室」には悪意しかないのかもしれません。
<参考・女性誌の話題は?>
▽「紀子さま(55) 崖っぷち! 秋篠宮家襲う『春の三重苦』」(週刊女性2月15日号、主婦と生活社)
▽「雅子さま(58) 困惑! 愛子さま(20)の婿候補に急浮上高学歴高身長 旧宮家イケメン兄弟」(女性自身2月15日号、光文社)
▽「秋篠宮さま(56)『美智子さま(87)の教え』は何処へ 国民との向き合い方に隔たり」(週刊女性2月22日号、主婦と生活社)
小さな問題と看過していては、皇室を貶める勢力お得意のサラミスライス方式に対応できません。保守にとってはチラ見も嫌な地上波や新聞、雑誌ですが、連中の企みを防ぐためにチェックを欠かさないようにしたいものです。