陽謀日記

陽謀を明かします

ハライター原の名著紹介「地球温暖化『CO²犯人説』は世紀の大ウソ」前編

本書のタイトルを広めてグローバル全体主義に一矢報いたい

著者:丸山茂徳+戎崎俊一+川島博之+デビッド・アーチボルドほか

2020年宝島社発行

 

大きなウソに騙されやすい日本国民必読の「地球温暖化『CO²犯人説』は世紀の大ウソ」を前後編でたっぷり紹介します。

 

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10人の専門家によって共同執筆されたタイトル通り、国連による二酸化炭素敵視政策の悪意あるウソを暴く本です。

この国連政策に対して「国際金融詐欺まがいの政策」「ナンチャッテ推定法」「非科学的なガセネタ」等々ありったけの否定的な言葉が投げつけられます。

前編では、端的にわかる各章のタイトル、専門用語の補足解説と、専門家からのわかりやすい一文を紹介していきます。特に国際的陰謀への言及は目のウロコがはがされたような気がしました。

 

第1章 地球温暖化の原因は人為起源CO2ではない

※人為起源CO2とは産業革命以降人が発生させてきたCO2という意味です。

伊藤公紀・横浜国立大学環境情報研究院名誉教授「ある研究者は『地球温暖化なんて怪しいと思っているけど、そう書いておけば研究費がもらえるから』と、私にホンネを漏らしていました」

 

第2章 温暖化は人類にとってメリットのほうが大きい――地球温暖化と世界の食糧生産

川島博之ビン・グループ(※ベトナムの複合企業グループ)主席経済顧問「温暖化が進行すると農地が移動する。現に日本でも戦前は北海道では米をつくることができなかったが、現在は有数の米産地になっている」

 

第3章 IPCCとメディア報道の嘘

IPCCとは「気候研究環境の頂点にある国連の組織。IPCCは<気候変動に関する政府間パネル>という組織の略称」

中村元隆大気・海洋・気候科学者「地球温暖化から気候変化に言葉はすり替えられたものの、二酸化炭素を悪者扱いした国際金融詐欺まがいの政策が国際連合IMF国際通貨基金)・世界銀行主導で推進され続けている。…国際金融・経済システムのリセットに向けた動きが急速に加速するなか、IMF特別引出権(SDR)中心の新システムを世界中に押しつけたい組織らによる洗脳活動はいっそう激化すると思われる」

有馬純・東京大学公共政策大学院教授「IPCCは、国連・IMF世界銀行という世界規模で炭素税を徴収したいグループが、その目的達成のためにさまざまな分野の研究組織・研究者たちを活用してプロパガンダ用レポートをつくらせる場」

 

「国連・IMF世界銀行は国際的詐欺グループ」というレッテル張りが、少なくとも二人の日本人科学者からされたことに新鮮な驚きを感じました。

 

同じく有馬氏は気候変動問題の起源を明らかにしています。

「東西統一直前の1990年西ドイツが連邦議会地球温暖化対策を次の国家的課題とすると決議。大ドイツへの警戒心を解くために国力は温暖化対策に投入するとのサインを送った」

 

第4章 寒冷化が招く異常気象の時代

戎崎俊一・国立研究開発法人理化学研究所主任研究員「20世紀の温暖化の主因がCO2の濃度の増加だけではないことを(ブログ主註:これまでに)示した。また、地球は人類なしでも現在の温暖化の40倍以上の大きな気候変動を経験している。したがって、20世紀の温暖化の先に地球全体の破滅が待っているような議論は、まったく意味がない」

 

第5章 本当の地球環境問題とは何か?

丸山茂徳東京工業大学地球生命研究所主任研究員「人為起源の大気CO2の量(丸山氏が計算した産業革命以降現在まで)は、石油、天然ガスを燃やしてCO2として大気中に排出しても、そのうちの7割は植物が光合成で利用してしまう…大気CO2は植物にとって肥料と同じ…」

 

第6章 国連が招くカオスとプラネタリー・バウンダリーの真実

※プラネタリー・バウンダリーは、丸山茂徳氏によると「2009年IPCCメンバーのヨハン・ロックストロームが新たに提唱した概念。SDGsの概念の基盤をなす。大気のCO2濃度がある値を超えると温暖化が急激に起き、大気温度が20~30度から100度を超える。海洋が蒸発し生物が完全に死滅。生物がいなくなると火山がマントルから運ぶCO2が一方的に大気に蓄積する温室効果で全海洋が消えて地球は金星のような星になる」

→しかし、丸山氏は「CO2だけを最重要パラメーターと設定していること、気候を支配するパラメーターとして雲の効果を無視している」。

この仮説は根本的な間違いと言い、さらに「CO2を排出しないクリーンな社会など原理的に不可能なのである。したがって、SDGsで掲げたようなゴールの達成は不可能だということをきちんと報道すべきである」と述べています。

 

第7章 人類史上最大の試練の時代

丸山氏「温暖化が原因で、地球環境が壊され人間が住めなくなるという非科学的なガセネタで世界を狂わせている」

 

終章  これからどうすべきか?

丸山氏「IPCCによる地球温暖化問題の説明は、100%間違っている。とくに、CO2が地球の気温を決めるということは完全な誤りである」

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前編は以上です

次回後編をお待ちください。