陽謀日記

陽謀を明かします

あす9月8日世界で何が起きる?~名著名作紹介マイケル・ベイ監督映画「13時間ベンガジの秘密の兵士」、馬渕睦夫著「新装版 国難の正体――世界最終戦争へのカウントダウン」

国守衆兵庫チャンネルで動画を配信しています。

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今年9月11日は2001年の同時多発テロいわゆる911から21年です。

今回紹介する映画「13時間ベンガジの秘密の兵士」(マイケル・ベイ監督、2016年公開、アマゾンプライム視聴可)は、もうひとつの911と言われています。襲撃グループと元米軍人6人の戦いを描いたものです。

2011年にグローバル勢力が扇動した民主化運動「アラブの春」によってカダフィ政権が崩壊した北アフリカリビア第二の都市ベンガジで、翌年の2012年9月11日夜から12日朝にかけて起こったアメリカ領事館と近くにあったCIA秘密基地への過激派グループによる襲撃事件です。

領事館にいた駐リビア米国大使のクリストファー・スティーブンス大使が放火による窒息で死亡するなど4人が死亡しました。

「事実に基づいて描いた」というこの映画は米国のみの視点ですが、911との共通点や不審点を見いだせます。

▽普段首都トリポリにいる大使のベンガジ滞在が事前に現地マスコミに漏れており、公然と知られていた。

▽大使の身辺警護が薄かった。

▽CIA現地責任者が攻撃開始直後、秘密兵士チームが大使救出を要求したが最初止められた。遅れて出動した際、大使は見つからなかった。

 

また、「2012ベンガジアタック」というウィキペディア英語版によれば、

▽数時間前にエジプトのカイロにあるアメリカ大使館で暴力的な抗議があった。攻撃の数時間前から、ベンガジで人気のあるエジプトの衛星テレビ ネットワークは、ビデオに対する怒りを報道していた。

※ビデオとは、アメリカで製作され2012年6月公開の低予算映画「イノセンス・オブ・ムスリム」(無邪気なイスラム教徒)で、オバマ大統領は国連で「ムスリム世界全体に激怒を引き起こした下品で嫌なビデオ。合衆国政府はこのビデオとは何の関係もない」と演説した。

▽大使はトルコ総領事と会談したのが当日の最後の公務で自室に戻ったのは午後9時ごろ。平穏だったのに、襲撃が始まったのはその40分後だった。

▽大使の遺体は、窓から部屋に侵入したリビア人のグループによって発見された。ベンガジ医療センターに運ばれ90 分間の 心肺蘇生を受けたが、煙を吸い込んだことによる窒息死で、他に明らかな外傷はなかった。

▽大使はベンガジで複数の重要任務を負っていた(映画では寛いでいるようにも描かれている)。

 

ヒラリー・クリントン国務長官の責任も問われました。遺族は、ヒラリー氏が政府の機密情報を私用のメールサーバーで「不用意に」扱ったことが原因だと主張して提訴。国務長官在任中に自宅のメールサーバーを公務に使用し、米政府の情報を外国政府やテロ組織によるハッキングの危険にさらしたとして批判されている。問題を捜査したFBIは、ヒラリー氏の機密情報の扱いは「極めて軽率だった」としながらも、同氏を刑事訴追しないよう司法省に勧告。同省はこれを受け入れて捜査が正式に終結していた。

FBIと司法省のこの温情溢れる対応は、トランプ前大統領への対応とは正反対ですね。

 

陰謀論ガ―論者」には一読をお薦めします。いかに無知かを知るでしょう



馬渕睦夫さんは「新装版 国難の正体――世界最終戦争へのカウントダウン」(ビジネス社 2014年第1刷発行)で、さらにもうひとつの911について言及しています。「父ブッシュが上下両院合同会議で、国連の下での国際協力による新世界秩序(ニューワールドオーダー)が生まれようとしていると宣言します。ところで、この宣言の日はなんと1990年9月11日なのです」と。

2010年チュニジアで始まった民主化運動「アラブの春」。自然発生的なものではなく、国並みの力を持つ財団法人の支援によって進められました。国が同じことをやれば、激しく国際的な批判を浴びるでしょうが、政府高官にも仲間を持つグローバル勢力は、お咎めなしで東欧カラー革命も支援し、今のウクライナでの米ロ戦争にもつながっています。そこにあるのは、「自分たちが商売できない独裁者は許さない。たとえ、国民が幸せであっても」です。民主化という美名の下、実際は革命を主導し、独裁者を倒し、国民は不幸にしています。

 

1990年から11年後の2001年にニューヨークで911、さらに11年後の2012年にリビア911、さらに11年後の2023年は何があるでしょうか。

これらの大事件を境に、全体主義を推し進める法案が通ったり、新たな戦争ビジネスが生まれたり、グローバル勢力が結果的に得をしていることがわかります。以上が11年周期のグローバル勢力の計画と見るものです。

 

表2

今回、9月8日の前に動画を出したかったのは、7月8日安倍元首相暗殺事件以来、毎月8日にグローバル勢力の計画が同時進行中ではないかと思うからです。

8月8日はFBIによるトランプ邸強制捜査です。9月8日は何があるかわかりませんが、日本がアメリカの属国となったグローバル勢力の記念日サンフランシスコ講和条約締結日です。そして10月8日を経て、11月8日はアメリカがグローバル全体主義にまっしぐらか否かを決める中間選挙です。

 

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