<国より強い? グローバル企業最強・最恐説>~ハライター原の名作紹介M.ナイト・シャマラン映画「オールド」と、某グローバル企業と各国間の不平等契約から
どんでん返しで有名なM.ナイト・シャマラン監督の2021年映画「オールド」を紹介します。9月27日現在はアマゾンプライムで視聴できます。
グローバル製薬企業の恐ろしい企みが、作り話あるいは陰謀論などではなく、本当に存在するのではないかと空恐ろしく思えてしまう映画です。
家族連れらが製薬大企業系列のリゾートホテルで過ごします。
中でも選ばれた家族連れらやカップルは巨大岩石に囲まれたプライベートビーチに招待されます。
ビーチに魚がいない、特に子供たちの食欲がすごく、目に見えて成長する。傷口がすぐに治るなどなど不思議な現象が相次ぎ、30分が1年に相当するほど時間が早く進む場所に閉じ込められたことがわかります。
時間が早く進むということは、子供には急激な成長ですが、大人には急激な老化です。成長のスピードと同じように老化し、亡くなっていきます。
生き残った子供たちがどのように脱出できるのか、できないのか、そして、この特殊環境をグローバル製薬企業がどう利用していたのか。
一家族の中には必ず誰か一人が何らかの病気を抱えています。開発薬の長期的な効能を確かめるためには……。
一種のホラーです。ぜひお確かめください。
突飛なフィクションをもとに陰謀論を言うのかとは思わないでください。
私利私欲しか追求していないくせに、「多くの患者のためにとかなんとか」と言いながら、実は健康な人の命まで粗末にしている「独善」なら、最近でも思い当たるふしがあるはずです。
さて、民間企業が世界を支配するなどありえないと言われる方にお示ししたいことがあります。
ファ社と各国が結んでいる〇チンの契約です。ここにあるのは国家より強いのはグローバル企業という現実です。
契約内容について日本の新聞はまったく報じていません。厚労省の発表はあっさりしたもので、つっけんどんなものです。
私見ではありますが、日本も極めて不平等な契約を結ばされていると考えています。米中の草刈り場である日本が、アメリカやイギリスより有利な契約を結べるなど考えられません。
米国の消費者団体「パブリック・シチズン」は、ファ社がアルバニア、ブラジル、コロンビア、チリ、ドミニカ、欧州連合(EU)、ペルー、米国、英国と結んだ秘密契約の内容を入手し、多数の不公正な条項を確認したと2021年10月19日に明らかにしています。
韓国のハンギョレ新聞は「パブリック・シチズンが報告書で指摘した深刻な内容の代表的なものは、主権免除適用の排除だ。ファ社はブラジル、チリ、コロンビア、ドミニカ、ペルーとの契約で、法的紛争時にこれを放棄するという約束を取り付けた」と報じました。
★主権免除とは、国家の行為や財産は、外国の裁判所で被告として裁かれることはない、という国際法上の原則。
環境左翼的な団体でもグローバル企業に不都合な真実を明かしますし、韓国にもそれを報じる新聞があるのに、日本では報じるつもりもない。つくづく日本の国益を考えないマスゴミです。
パブリック・シチズンのHPから、さらに不平等契約の指摘の一部を紹介します。
ブラジルは主権免除を放棄した。納入の遅れに対してファ社に罰則を課すことはありませんでした。
機密保持条項は、欧州委員会および米国政府とファ社の義務は両当事者に適用されます。たとえば、ファ社も米国政府も、「本契約の存在、主題または条件、本契約によって企図される取引、または本契約に基づくファ社と政府との関係について、事前の書面による同意なしに公に発表することはできません。
欧州委員会は、1 回あたりの価格、2020 年第 4 四半期の数量、またはファ社の同意なしにファ社にとって重要な情報を発表または開示できません。
ブラジル政府は、ファ社の許可なしに、他国からのファ社〇チンの寄贈を受け入れることや購入することを制限されています。また、ファ社の許可なしにブラジル国外に〇チンを寄付、配布、輸出、または輸送することを制限されています。
ブラジルがファ社の許可なしに寄付を受け入れた場合、「回復不可能な重大な違反」と見なされ、ファ社は直ちに契約を終了することができます、契約が終了すると、ブラジルは残りの契約線量の全額を支払う必要があります。
別の〇チンメーカーがコロンビアで特許侵害を理由にファ社を訴えた場合、契約ではコロンビア政府が費用を負担する必要があります。ファ社の要求により、コロンビアは会社を弁護する必要があります。