陽謀日記

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【追悼 近藤誠先生】~ハライター原の名著紹介・近藤誠遺作からがんのSDGs<真実で・大事な・がんについての知識集>17項目まとめ

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や街頭演説でも度々その著作などを紹介してきました医師の近藤誠先生が13日、虚血性心不全で急死され、日本にとっての大損失だと落胆しております。

「大往生したけりゃ医療とかかわるな 『自然死』のすすめ」の著者中村仁一先生も昨年6月亡くなり、もはや患者不在の日本のがん医療に正論を言う方が誰もいなくなったような気がします。

近藤先生は通勤中のタクシー内で急に体調を崩され、搬送された病院で亡くなったとの報道がありましたが、医者いらずで健康に過ごされているだろうと思っていただけに本当に信じがたく急なことでした。

敗戦利得者の代表的新聞は、「抗がん剤の弊害などを強調する独自の主張を載せた著作「患者よ、がんと闘うな」がベストセラーになったが、がん専門医から「科学的根拠に欠ける」などと反論が続出し、論争になった。」と厭味ったらしく紹介しています。

しかし、真相は、手術や抗がん剤のようなハードながん治療をしない患者のその後の経過を一例すら見たこともない自称がん専門医が、穏やかな経過をたどったがん放置患者を何例も見ている真のがん専門医に対して、よりどころである「早期診断・早期治療」のウソを守らんと集中攻撃したのです。

近藤先生の著作を見ればわかります。先生は世界中の論文を読み漁っていて、実際著書にも権威ある良心的医学雑誌からの論文引用が多くありました。科学的根拠に欠けるなどとんでもない話で、日本のがん検診・医療が欧州と比べて完全にガラパゴス化(とにかく切りたがる外科医の天下によるさまざまな弊害など)していることだけが浮き彫りになるのです。

「科学的根拠にかけるのはお前らだ」ということです。

 

前置きが長くなりましたが、40年日本人の死因第一位という大敗続きなのに何の工夫もせずに儲け優先の日本のがん医療に警鐘を鳴らし続けた先生の金言をSDGs17項目のようにがんに関するSDGsしんじつで・大事な・がんのちしき集17項目として紹介します。

 

がんに関するSDGs<真実で・大事な・がんのちしき集>17項目

がんもどきなのに治療で早死にし、本物のがんでもハードな治療をせずに共生する

◆「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人 (2013年幻冬舎

抗がん剤はすべて猛毒。正常細胞はがん細胞より分裂が速くあっけなく死滅。

2「抗がん剤で生存期間が延びた」というグラフは、例外なくインチキ。

3いくら大きくなっても、がんは痛まない。

 

がん以外の知識も目から鱗が落ちるものばかりです

◆クスリに殺されない47の心得 (2015年アスコム

4子宮頸がんゼロ期と診断されたら「おできだと思いなさい」

5治療せず観察していたがんが消えたり、小さくなったりの例は数えきれない。

 

眠っているがんを起こすのは、手術や抗がん剤投与のハードな治療です

◆眠っているがんを起こしてはいけない (2019年飛鳥新社

6死因項目に「治療死」が存在せず、治療による死亡は「がん死」とされる。

 

逆襲とは本物のがんの再発や転移、それを招くのはハードな治療

◆がんの逆襲 (2021年エクスナレッジ

7「本物のがん」は0.1ミリ以下のときから転移し始める。

8「がんが小さいうちに見つかったから治った」と喜んでいる人は逆に損した。

9ポリープは良性腫瘍。がんに変わったという証拠も世界にひとつもない。

10遠隔転移が見つかる「4期」で20年後、僕の外来に歩いてきた患者さんも。

11手術が転移をうながすという最初の医療レポートは、1950年。

12子宮頸がんは手術ゼロにできる。乳がんも9割、部分切除だけでいい。

13がんの真実が広まったら検査や治療を受ける人が激減し医療は崩壊する。

14オプジーボで「がんが治った」との証明はゼロ、副作用がとてつもなく激しい。

15「本物のがん」は無理やり見つけないがん治療しない辛い症状は緩和ケアで。

16がんが恐ろしい病気だと思われているのは、がん治療のせい。

17成績のいい抗がん剤のデータは製薬会社がまとめている。

 

コロナ禍でがん検診が激減し、2020年の5年後の2025年に検診が死亡率を下げるかどうかがはっきりすると、近藤先生は述べていました。そこにはがんの早期診断の信頼を揺るがせるものが白日の下にさらされるという予想です。今、皆様がお住まいの市町村でも「コロナががん検診の機会を奪った。早く受けて」と煽るポスターが掲示されていることでしょう。

検診の機会を逃さないように教えてくれているのでしょうか?

ブログ主は、少なくとも検診側治療側の親切心からではないと考えています。

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